本日とある家庭のBBQに招待され、そこである人物に出会うことができた。その方は以前よりご活躍はよく耳にしていて、いつかお会いしたいと思っていた方だ。その連絡があった時から非常に楽しみにしていた。
私は職業柄、優秀なエンジニアと接することが多い。中には天才と呼ばれる人もいる。
だが今回、初めて本物のGeekに出会えた気がする。
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優秀な人の多くは、”こんなこと”ができる
自分の”すごさ”がでてしまう。
Geekは”こんなこと”ができる自分が作った
作品の ”すごさ”がにじみ出る。
ここの差は結構大きいと思う。
それはイヤミがないとかそういうのもあるけど、それ以上に「嗚呼 心の底から楽しいんだな」というのが伝わってくる。
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あまりの”頭脳明晰さ”に圧倒されたことある。ワールドクラスのビジネスタフガイのオーラに畏敬の念を感じたこともある。レジェンドと呼ばれる雰囲気に触れたこともある。それぞれに異質なすごさを感じたのだが、今回のそれはそれらとまた違う。
あまりにも純粋で一途で淡々とした決して消えうせることのない青い炎のようなもの(ん、、、、なんだか文字だけとらえると人魂みたいだな。。。)それの超一流バージョンといったとこだろうか。
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帰宅後、日課となっている2歳の娘との「千と千尋のかみかくし」鑑賞をしながら宮崎 駿もきっとGeekが講じてここまできたのであろうと思いつつ、こんなことをぼんやり考えていた。
考えれば考えるほど、同年代の日本人の本物のGeekさに触れて焦燥感にかられた。私は技術者ですらないので、Geekさで競うべくもないのだが、なんだが無性に自分がちっぽけに見えて歯がゆかった。
そんな私を家内がはげましてくれる。
「クリエーターだけじゃあ世の中だめだよ。プロデューサーもいるからいいものができんじゃん」
ま、私の仕事はまさにプロデューサーのような仕事だから、彼に見合うようなプロデューサーになれるよう頑張っていこうと新たな決意をしながら一日が終わった。なかなか良い休日だった。