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現在のフラッシュメモリカードの価格は1Mバイトあたりおよそ10セント。わずか4年で市場価格が10分の1になる計算だ。「今後5年間は、(製造)コストが年平均40%で減少していく。これによって、1Mバイト1セントという価格が実現できるだろう」 2003年の世界フラッシュメモリカード市場において、SanDiskのシェアは29% SanDiskは東芝と共同で三重県四日市市にNAND型フラッシュメモリの新工場を建設し、2月22日に竣工式を終えている。 NAND型はフラッシュメモリの種類のなかでも、NOR型に比べて大容量化しやすく、一度に書き込みできるデータ量も多いという特徴がある。 この新工場は300mmウエハに対応し、90nmプロセスで製造を行う。 2005年後半には量産を始める計画だ。生産能力は2005年末時点で月産1万枚という。さらに2006年前半には70nmプロセスに、2006年秋には55nmプロセスに移行する計画を持っている。フル稼働時の生産能力は月産6万2000枚。「2~3年でフル稼働になるだろう」(ハラリ氏) HDDはアーカイブなどの用途には向いているが、デジタル家電ではない