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世界の半導体製造機器の総売上高は2004年に64%増加したという。だが、今後2年間で同市場の売上は減少する見込みだ。2005年に11.6%、2006年に6.5%減少する見込みであるという。 製造機器関連の3つの分野のうち、2005年に最も強い打撃を受けるのは、ウエハ製造機器メーカーだ。Gartnerによると、ウエハ製造機器に対する世界の支出額は、2004年は280億ドルだったが、2005年には前年比約12%減の248億ドルになるという 自動検査装置の分野は、2005年に3.1%増とわずかに成長し、市場規模50億ドルに一歩近付く見込みだ。自動検査装置の分野は2004年、ワイヤレスやマイクロウェーブ、システムオンチップ(system-on-chip:SOC)の技術に対応したテスト装置や、メモリテストツールへの強い需要などに支えられ、58.5%の成長を記録している。 パッケージング/組み立て用機器の分野は、2004年中頃から市況が好ましくなく、2005年は売上高が23%減少するものと予想されている。