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京都議定書は、予定より何年も遅れて、ようやく今年2月に発効した。ただし、米国やオーストラリアなどの主要国は、発展途上国が不当に除外されているという理由から、1997年に作られたこの条約への参加を拒否している。 京都議定書は39の先進国に対し、2012年までに温室効果ガスの排出量を1990年の値より(主要国全体で)5.2%引き下げるよう義務づけているが、発展途上国の中でも大国にあたる国々――中国、韓国など――は削減義務を負っていない